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CULTURE

アフターコロナのビールメーカー

CULTURE, GOURMET

もちろん弊社も大きな影響を受けているコロナウイルスによる世界の変化。
マイナスなことを挙げていてもつまらないので、僕がコロナ騒動で気付かされたこと・よくなったかも? と感じたことをへたくそな文章にしてみます。

一番大きかったのは労働時間。夜遅くまでビール造りや事務仕事をするのが普通でした。
何のために仕事をするか? なんて思いはそもそも無くて、面白くて仕事しているのですが、
“なぜ夜遅くなるか” について考えたことがありませんでした。 時間は有限やのにアホやなと自分でも思います。アホな時間の使い方の多くが飛び込み営業や営業電話、メール一通で済む要件を対面でこなす等が大半を占めていることに気付かされました。

コロナの影響でこれらが強制的に様変わりし、またコロナのせいにしてアポイントをガンガン断れるようになり、それに費やしていた時間がそっくり自分の時間になりました。
この気付きは多くの利益を生みました。 今後も続けたいと思いますが、コロナが落ち着いた時、どうやってアポイントを断るかが悩ましいところです。

次に、クラフトビール業界のことなのですが、遠く離れたビール会社のビールを手に入れやすくなりました。 地域に根差した大量生産を良しとしない名クラフトビール会社は全国に数多くあり、近隣住民の日常や観光での目的地として活躍していました。 しかしコロナの影響で需要が変化し、クラフトビールメーカー各社がインターネット販売に乗り出しました。 今まで手に入らなかった遠方のビールが容易に購入できるようになったことで、よりクラフトビールの楽しみ方が増えたように思います。
まだまだ認知度の低いクラフトビール業界の追い風になるはずです。

最後はオンライン〇〇が急激に広まったことです。
何よりIT音痴の僕がZOOMを使うようになりました。
移動時間を削減でき、画面でのコミュニケーションを取れることに慣れたので、とても便利かつ世界が広がりました。 平穏な日常が続いていれば絶対にこの変化はもっと緩やかで、どんどん時代に取り残されていたんだろうと思います。
オンライン飲み会もトライしましたがしゃべるタイミングが難しすぎて疲れました。
もうやらないと思います。

怖かったり息苦しかったり、思うことなど多々ありますが、僕の周りで起きることは全て自分の責任やと考え行動しようと思います。 そしてまた密になって音楽聞いたり乾杯したりする日を目指して日々ビールを造ります。 それではまた。