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CULTURE

「沖野好洋氏と語らうブラジリアンミュージック “縁側” 対談 ②」− 沖野好洋 × 松田光司 −

CULTURE, MUSIC

前回に引き続き、KYOTO JAZZ MASSIVE / ESPECIAL RECORDS の 沖野好洋氏と私、松田光司の “ブラジリアン・ミュージックとその出会い” についてをお送りしたいと思います。

是非、最後までご一読ください!!

(前回記事はこちら ▼)

「沖野好洋氏と語らうブラジリアンミュージック “縁側” 対談 ①」− 沖野好洋 × 松田光司 −

 

① からの続き・・・

沖野:ロンドンでは仕事の合間にレコード屋に立ち寄って物色しまくりました。 カムデン・マーケットでは当時 JAZZMAN RECORDS のジェラルドとか DEEP FUNKの ケブ・ダージ とかが露店でレコード売ってましたしね。 勉強用のカセットテープもたくさん買いました。 ソーホーでは SOULJAZZ RECORDSMr BONGO なんかに立ち寄ってね。 初めて行った時にはその後コンピの「LONDON JAZZ CLASSICS」収録される、アメリカの アライヴ! やカナダの パッツィ・ギャラン などのレコードに出会って「あぁ、更にブラジル音楽って世界的に広いんだな」 と感じましたね。 あらためてブラジリアンは自分の音楽趣向に合ってるんだなと。

松田:ふむふむ。

沖野:で、確かロンドンへ二度目の買い付けに行った時だったか、またMr BONGOでレコードを見ていたら、客として来店していたレコード・ディーラーから突然声をかけられたんです。

松田:ほー!

沖野:「日本から来たのか? もしかして “KYOTO JAZZ MASSIVE” か??」と。 で、その人、ジョン・クーパーというフュージョン系のレコード・ディーラーだったんですけど、STRAIGHT NO CHASER に寄稿していた僕達のチャートの事を知ってくれててレコード・トレードの話をもちかけられたんですよ。 彼は日本のジャズやフュージョンを探してたし、僕は日本で買えないヨーロッパのフュージョンやブラジリアンが欲しかったんで、是非トレードしようって話になって。 今でこそいわゆる和物ジャズ / フュージョンも結構高値ですけど、あの当時日本ではまだ ¥1000以内ぐらいで買えたじゃないですか? 僕にとってもなかなかいい話だなと。笑

松田:神戸なんかでは二束三文で山ほど売ってました。笑

沖野:で、連絡先を交換して日本に戻ったんですけど、帰国したら早速ファックスでジョンからウォント・リストが届いてたんですよ。 全部で3ぺージ位ある大量のリストが。笑

松田:あはは!

沖野:それから彼のウォント・タイトルを大阪や神戸で探して回って彼に送ったんです。 そしたら後日、彼からもレコードが送られてきたんですよ。 アソートで!ww で、箱を開けてみたら色んなヨーロッパのジャズやフュージョンなんかが入ってたんですけど、その中に エリス・レジーナ のDOIS NA BOSSAの#1や#2とか エドゥ・ロボシヴーカ なんかのブラジル盤が入ってたんです。 当時ほとんどアメリカ物しか知らなかったんで、ブラジル盤でのブラジリアンと出会ったのはたぶんそれが最初のはずなんです。

松田:なるほどー。

沖野:で、それらを松田さんも来てたあのクラブ何でしたっけ….

松田:BALL ROOM!!

沖野:そう! BALL ROOMや京都メトロでガンガンにプレイしてましたねw

松田:僕もね、その “ブラジル原産ブラジル音楽” と “段ボール箱” にまつわる話がありましてねw。

沖野:ほう。

松田:神戸で一番ラテン系に強かった、今はなき某レコード屋があって、そこだけが唯一ラテンを国ごとにキチンと分けて売ってたんです。 ブラジルならブラジルみたいな感じで。 でもいつ行っても セルジオ・メンデス しかない訳ですよww

沖野・松田:爆笑!

松田:である日またそこのブラジルコーナーを漁ってたら、「お兄さん、なんかいつもブラジルのもん探してますのん?」って聞かれて、「はい。」って言いたんです。 そしたら15枚ぐらいレコードの入った平べったい段ボール箱を奥から出してきて「¥10000でこれ一箱どうでっか? 但し、選り抜き無しで。」って言われて、僕、「買います!!」って言って中身見てみたら全然どこでも見たことないブラジル盤が入ってたんです。 帰って聴いてみたら中には「???」みたいなんもありましたけど、クァルテート・エン・シー とか ルイス・メロディア とか トッキーニョ なんかも入ってて、うわぁ全然知らんけどええなぁってなったんです。 だいぶジャケットダメージ多かったですけど。。。w 僕のブラジル盤の最初の出会いはそのお宝段ボール箱事件でしたね。

沖野:なんか港町神戸的なエピソードですねw

松田:それでもBALL ROOMとかで好洋さんがかけてるの何か全くわからなかったし、なんかDJさんに「これなんですか?」って聞くのダサいんかなーとか思ったりしてたからww 何より好洋さんのオーラが凄かったw

沖野:wwww

沖野:その後、ジャイルス・ピーターソン が手掛けた「BRAZILICA!」とか、ジョー・デイヴィス がブルーノートから出した「BLUE BRAZIL」シリーズなど、ブラジリアンをフィーチャーしたコンピが続々と出ましたよね。

松田:片っ端から買いましたね。

沖野:でもね、僕一番、衝撃受けたのが 内海イズル さんの「SPIRIT BRAZIL」っていうミックス・ステープなんですよ。

松田:うわぁ、なるほど!! 内海イズルさん!!
日本にブラジリアン・ミュージックをローンチしたレジェンドですよね!

沖野:それを聴いた時にもう完全にドハマりした訳ですよ。 で、それには オス・イパネマス とか トリオ・モコト とか入ってて、僕からしたら更に未知のブラジリアンだったのでこれは凄いなと。。。

・・・③に続く

 

只今 Especial Record では前回に引き続き、ブラジリアン& ブラジリアン・フュージョンをピックアップして紹介してます!

定番アルバムから人気盤までお薦めばかりですので是非チェックを!

▼ オーダーはこちらから
https://www.especial-records.com

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