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音楽と釣りのコモンエネミー

FASHION, LIFE STYLE

DJを生業の一つとし、休日は(というか隙あらばw)釣りを嗜み倒している私ではありますが、 “音楽(私の場合DJ)と釣りにはやはり共通するものがあるのですか?”

とたまに聞かれる事がある。

しかし私の場合、そこをあまり意識した事がないのでいつも答えに窮する。

DJの際には釣りの事を思った事がないし、釣りに出掛けた時も音楽の事は一切忘れている。

きっと何かその共通項とやらがあるのかもしれないけれど、要するに私にはどうでもいい事なのだろう。きっと。

ただここ数年、その二つに共通の敵が現れた。

“老眼” である。

しかも近眼/乱視の老眼ときたものだからすこぶるタチが悪い。(誰だ?近眼は老眼にならないなんて大嘘を流布したヤツは??w)

DJの時には眼鏡を外さないとレコードやCDのレーベルのクレジットが見えないし、メガネをかけないとフロアの様子やお客様の顔もわからない。

釣りの時は眼鏡を外さないと仕掛けが作れないし、メガネをかけないと水面の様子や仕掛けを投げ込んだ着水先が見えない。

なんと言うかつまりその所作がさえないのだ。何よりめんどくさいw

そこである一大決心をした。

“遠近両用眼鏡を作ろう” と。

眼鏡といえど近年、アイウェアと言われるぐらいだからどうせならスタイリッシュなものがいい。

という訳でひょんなタイミングでトム・ブラウンの廃番モデルのフレームを手に入れる事ができた。

まあなんて事ないウェリントンフレームなのだが細部にトム・ブラウンらしさが施してあって非常に可愛らしい。

そんなこんなで近所の商店街のとても親切な行きつけている眼鏡屋さんにフレームを持ち込んであれこれ相談の上、製作をお願いした。

・・・

一週間後、引き取りに伺い、その場でかけてみた。

新聞を渡され「いかがですか?」と店主。

「おおっ!!見える!読める!」

すかさず自分のスマホをポケットから取り出してみる。

「おおっ!!見える!読める!」ww

通りに出て商店街の遠くの看板を見てみる。

「おおっ!!見える!読める!」www

家に帰り、レコードを見てみたり釣りの仕掛けを組んでみたりした。

ベランダに出て遠くを眺めたりした。

これで数年に渡る、かけたり外したりの煩わしさから解放された。

めでたし。めでたし。w

松田 光司 (Seditional Jazz / Freedom Time) さんの過去の記事