だからどこで一服するかが問題だ

若いころはレコード屋をハシゴする際、休憩なんて時間が勿体ない！

ってな具合で缶コーヒーやらなんやらで一心不乱に方々をまわりましたが、さすがに最近はそんな元気もなく休憩を多々入れるようになりました。 レコード屋滞在時間より休憩時間の方が長いかも、、、。

で、そんな安息の時間、適当に見つけた店に入るのもちょっとなぁ、折角、時間とお金を使うなら休憩場所も自分好みのところで、と思ってしまうのです。

世の中には色々なテイストの休憩所があるわけですが、アタクシ、特に喫茶店が好きでして。

身内（親戚）で喫茶店 / 飲食店を営んでいる人が多く、幼いころからそういうところに出入りしていたことも影響しているのでしょうか。 多感な学生時期には所謂 “お洒落” なカフェとかも行ったりしたのですが、、、田舎者のせいか、落ち着かない、、、笑。 あと、某〇〇―バック〇のように珈琲がプラカップで出てくるところも、個人的にはちょっと風情がなくて寂しい（テイクアウトの時は便利）。

となると、やっぱり昔ながらの喫茶店が自分的には一番ほっとできる場所となるわけです。

ただ、、、行きたかった、そのうち行ってみようと思っていたら、、、閉業してしまったりと思うようにいかないこともしばしば。

一口に喫茶店といっても様々な特徴をもったお店があるのはいわずもがなです。 そんな中でも「居てて落ち着く」というのは大前提なのですが、個人的な店選びの着目点としては、外観、内装、インテリア、テーブルウェア、看板、ショーウインドウ、メニュー、BGM、店主のキャラ、スタッフの制服（ある場合）、料理の味、、、まぁ気にし出したらキリがないですね 笑。 これらが自分の趣向にあっている又は気になると思えるところに入っています。

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というわけで、
今回はそんなアタクシの休憩場所をご紹介。

子供のころからお世話になっている西梅田のあのお店。

喫茶マヅラ

王道ですね。

とにかく店内に入ると一気に1970年代にタイムスリップ。 創業当時から変わらない内装と当時としては最先端でモダンなインテリアがなんとも素敵です。 そして、王道を貫き通した “これぞ喫茶店” な厳選されたメニュー。

アタクシのおすすめは、「チョコレートパフェ」完食後ホットコーヒーという流れ。

買ったレコード眺めながら、コレするの最高ですよ。 そう、幸せってヤツです。

もしご興味があれば、レコードでなくてもお買い物ついでに寄ってみてください。
喫茶店っていいなって思うかもですよ。

本日のBGM

いわゆる木目調の暖かな空間の喫茶であればジャズやボッサ等をチョイスしますが、当時のモダンさがそのまま残ったこの空間には、生楽器の暖かさは残しつつもどこか無機質なアンビエント / エレクトロ調の楽曲が個人的にはハマるんじゃないかなと思いこちらを選びました。

仮にここでDJするならこの手の曲でクールな空間を演出したいですね。 空間は当時のままだけど音楽で時代性を取り戻し、純喫茶をBGMの雰囲気で再構築、新しい純喫茶のあり方を提示できれば面白いかなと思いました。