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映画レビュー ~ライトノベル原作の近未来シリーズもの肩すかされ気味編~

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ちょっとファンタジック要素を取り除いた近未来SFタッチ少年少女向け小説をベースにした映画は、それとわかっていて見るとそれなりに楽しめるが、それとわからず見ていると、えぐみが足らず、天下一品と思ってラーメン屋入ったら、王将の醤油ラーメンでてきたぐらいの肩透かしを食らう、、のは私だけか。

かつシリーズものと言われると「一応最後まで見てみようかしら」と思ってしまい、また最後まで見て肩透かしを食らう(私だけか)。もう終わる頃には肩ぼろぼろ。

なわけで、2作目の途中からは、ほぼ義務感にかられて早送りをしようとする手元と戦い、せめて時間のロスをなくすべく手元で楽器弾きながら、筋トレしながら、ながら見に突入し、「いや、なんで見てんねん、俺」という自問自答を繰り返す、これらの作品。

これ以上被害が拡大しないためにレビューしてみた次第。

『ハンガーゲーム』

『ハンガー・ゲーム』
監督 ゲイリー・ロス
原作 スーザン・コリンズ
製作 アメリカ

ハンガー・ゲーム(2012)
ハンガー・ゲーム2(2013)
ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014)
ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015)

世界観

舞台は、大統領が独裁しちゃってる近未来の国家。まー感じの悪い富裕層が偉そうにのたまっています。で、貧民層は12地区に分けられ生活しています。でもって、12~18歳の男女をくじで選び、最後の一人になるまで殺し合いをさせるハンガー・ゲームが行われていました。この12地区のひとつに住む少女カットニスが主人公。彼女は、なんとくじでその代表に選ばれた妹の代わりに参加することに。カットニスは亡き父親の代わりに鍛えた弓矢の力を生かし、戦いたくもない同じ貧民層との戦いに挑む!的な。

おもろいかどうかだけ教えてくれ

途中からは先が見えてきて、ちょっと眠たくなります。

TOPICS
  • どっちかってと面白いんちゃうかな
  • 主演のおねーちゃんの絶対やられない感やばい
  • 主演のジェニファーローレンスは可愛いんか可愛くないんかどっちつかず
  • 多分それがいい気がする
  • 主人公に恋心いただくの少年に感情移入全然できへん
  • 全米では大ヒット
  • 日本ではまったく
  • ええ、でしょうね。
  • 反権力レジスタンス風味は日本人にはない感覚
  • 我々迎合主義ですから
  • そんな日本的思考くそくらえ!
  • バトルロワイヤルと時々比較されますが本作に失礼すぎるのでやめましょう
  • しかし弓矢であすこまで戦えるかね
  • マーベルの人にも同じ事を聞きたい
  • 一応最後ちゃんとクローズするので見れます。
個人的感想

貧富の差半端無い世界で、平和に家族を守りたかっただけの主人公が意図しないうちに革命リーダー的に祭り上げられ、いや、そういうつもりちゃうねんけどと思いつつ争う。主演のジェニファーさんの良い意味で地味(いや、まじで)な感じが、「いや、わたしふつーなんすけど」と、前編でぼやいてそうで、リアル感あった気もする。総じて、小説ベースなので、悪は倒されるし、老いゆく人とはお別れが待っている。んでライトノベルなのでエグすぎるシーンはないし、にゃんにゃんのシーンも割愛。お父さんは激怒、お茶の間はホッとする感じ。

『メイズ・ランナー』

『メイズ・ランナー』
監督 ウェス・ボール
原作 ジェイムズ・ダシュナー
製作 アメリカ

メイズ・ランナー(2014)
メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮(2015)
メイズ・ランナー3 最後の迷宮(2018)

世界観

これは、ちょっとネタバレありになってしますので書きづらいんですが(気にしてたんかい)、ゾンビ的感染症が出回って崩壊したの後の世界が舞台。実はとある組織が、その感染症のワクチンをつくるために記憶喪失にした少年少女をメイズという(周り囲まれててどこもいけへん)迷路に囲まれた場所で生活させられていた。そこに新たに放り込まれた主人公が、メイズと世界の謎を知るべく反逆精神満載で戦うぜの作品。

おもろいかどうかだけ教えてくれ

最初、ただのシチュエーションホラーかい、ってのからだんだん謎が解けてく感じは、まぁ割と楽しい

TOPICS
  • 割と面白いと思う
  • 主演のおにーちゃんの絶対やられない感やばい
  • 1作目の入りからラストの展開はあまり読めないので楽しい
  • 1作目、シチュエーションホラー、モンスターとの戦い
  • 2作目、ゾンビとの戦い、脱出の日々
  • 3作目、権力とレジスタンスの戦い
  • 作品ごとにつなぎありますが主題はんな感じ
  • なんつーか北斗の拳とか世紀末的雰囲気も醸し出して楽しい
  • めっちゃ太ったやつや心臓が右にあるやつとかはでてきません
  • アジア人は活躍して途中で死に気味
  • 主要登場人物の数がけっこうぱねえ
  • ので、あれ?誰やっけとなりがち
  • が、割と世界を守るんだ!てやつと、私利私欲に走るやつと明確でも愉快
  • ラストはもやっとはします
個人的感想

個人的にはモンスターでてくるし、パニック映画的要素もあるし、割と楽しい。実は裏でそんな糸ひかれてました、あたりはよかったです。結果としては血清を作ってみんなハッピーになれれば、ええんけど、そのために犠牲になる人どうなんっていう展開は、もやもやしつつも、まー楽しめます。ラストは、引き続きもやっとしますが。色んなSFの要素うまいことまとめた感で、ええんちゃいますかと適当に腹落ち。

『ダイバージェント』

『ダイバージェント』
監督 ニール・バーガー
原作 ヴェロニカ・ロス
製作 アメリカ

ダイバージェント(2014)
ダイバージェント NEO(2015)
ダイバージェント FINAL(2016)

世界観

世界が崩壊してから100年後。復興を果たした人類は、一部の不要素人々を農業に従事する穏健派の「平和」か、軍事に携わる「勇敢」か、研究職の「博学」か、物事の白黒を見定める「高潔」か、他者に奉仕する心を持つ「無欲」に振り分け、そこで人生を全うすることを強制していた。主人公のおねーちゃんも16歳になって、自分がどこに属するか決める日がくる。ところがどっこい彼女は、どこにも適正されない「異端者」と、判別される。ええ、うそん、と思いつつバレたら迫害されるので嘘ついて過ごすの主人公。次第に、上層の癒着や、裏工作に違和感を覚え、「まてこらぁ、やったろやないか!」といって戦うの物語。

おもろいかどうかだけ教えてくれ

3作目の雑っぷりがやばい。んで、続編製作予定で頓挫、って終わってへんのかーい

TOPICS
  • これはやめたほうがいい
  • 俳優陣はなんかしっかりしてる気する
  • 主演のおねーちゃんの絶対やられない感やばい
  • 3作目、そんなところから始まったら、ちゃんとクローズするんか?とヒヤヒヤしてたら終わらんかった
  • 興行成績悪くて続編作れずだったとか
  • ええ、でしょうね
  • 未来少年コナンばりにいくら銃撃たれてもうまいこと当たらない主人公
  • ご都合主義はごめんや!
  • 「異端」が未来をつくるという設定だけは好き
  • そうありたいものです。
  • そういうところも日本的でないですよね
  • 画一主義はくそったれや!
個人的感想

なんつーか文明が破壊された後って設定なんけど、みんなええ服きてるしメイクばちばちやし、富裕層とはいえ、発展しすぎじゃね?とか、疑問山盛り。その辺で気持ちが萎えてくるうちに、やたらに普通の女子だった主人公が無敵ソルジャー化していく少年ジャンプ的展開に、「あれ、知らないうちに精神と時の部屋はいりました?」という違和感。その辺は、大人な自分と対峙して最後までみたら、「いや、FINALゆうてるけど終わってへんがな!」と怒りのラストが待っている。まーお金がないのはしょうがない。

あとがき

実は、今回は「近未来映画貧富の差激しい設定多め」的な内容でまとめようと思っていて、この3作品をピックアップしてみましたが、考えたら、それ以外の要素のが多いし、どっちかってと共通項「原作小説」ですよね、ということで、書きながらまとめた結果、妙に手こずりました。

小説が原作とわかると、割と腑に落ちる、冗長的な展開。子供騙しな演出。という印象はぬぐいきれへん。

ポイントは、3作、4作も続けてみるに、感情移入できるキャラクターがどんぐらいいるか、という点な気がする。

あとは、残酷なシーンや過度な性暴力みたいなシーンがないので、ティーンとかにおすすめなのかもしれない。

つまりおっさんは見るなってことか。

ごめんて!