誰でも造れるビールの造り方

今回はビールってどうやってできてるの？ というお話です。

1992年イランの遺跡で5000年前にビールを造っていた痕跡が発見されました。
当時のビールの作り方についても研究が進んでおり、簡単に言うとパンのようなものを壺に入れ、お湯を入れて発酵するのを待つという方法だったそうです。

空気中には乳酸菌を始めとする酵母になりえる菌がたくさんいますので、自然発酵したビールを楽しんでいたんだろうと想像しています。

現代でもビール造りの方法は大きく変わっていません。
2条大麦を綺麗な水に浸し、発芽させた “麦芽”（ばくが）をお湯と混ぜ合わせ、麦芽に付いている酵素の力でデンプンを糖に変えます。

次に麦芽と糖などのエキスが含まれたお湯（麦汁：ばくじゅう）を分離させます。

麦汁を煮込み、ホップを添加し、酵母を入れて発酵させればビールの出来上がりです！

このようにメカニズムはシンプルなので、欧米や豪州など日本以外の先進国では自家消費に限られますが、各家庭でビール造りが行われています。

禁止されている日本でも某ハンズさんなどで自家醸造キットが売られています。 謎です。

ビール造りに興味のある方はぜひ上方ビールまで遊びに来てください。
今回説明させて頂いた工程を実際の設備を見てもらいながらご紹介します。

大手さんの工場見学では見れない裏側の裏側までお見せ致しますよ。

若者のビール離れなんて言われていますが、自分で造ってみたり、工場に見学行ってみたり、町のクラフトビール専門店へ行って色んなビールの飲み比べをしたり、クラフトビールブームでビールに触れるきっかけがいっぱいあって、老若男女問わずビールの関心は増しているように思います。

ブームを文化に定着させるべく、日々邁進してまいります。

上方麦酒 KAMIGATA BEER

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