独り言 ③
廃墟
廃屋
役立たず
忘れられ
朽ちていく昭和の建築物
取り壊される予定も立たず
放置されている幽霊団地
人の気配の無い空間
何かかが居るよな空気感
赤瀬川原平著書
「超芸術トマソン」
は昔読んで痛く感動した
Twitterにもハッシュタグ
#トマソン #高所ドア #自殺階段 #無用庇
#無用階段 #無用の長物
等があり、未だに投稿され続けてて
もはや世代を超えて?
定着しており(知らんけど…)
社会の地下の伏線の
そのまた枝の伏線に
そういう価値観が脈々とありまふ
昔バイトで
阪神間の色んな街で
立ちっぱなしにさせられた
ボーッと空を眺めたり
野花をじーっと見つめたり
蜘蛛の巣の蜘蛛を枝でつついたり
立ち入り禁止のフェンスの隙間から
廃屋の裏庭をそーっと覗き見した時など
陽だまりの中
母猫が横たわり
その上を子猫が順に飛び越えたり
時々母猫が子猫にちょっかい出して
首根っこを咥えて放り投げたり
記憶にハッキリ残る映像
ああ
人間のいない世界に
天国って
あるんやなぁ〜と
思ったり…
脱線したかな
あ、そうそう
廃墟は良い
グラビアアイドルとかがよく
廃墟でウッフン写真を撮るのも
とても分かるし腑に落ちる
廃墟は美しい
軍艦島しかり
姫路のモノレール跡や
テナント0の雑居ビル
放置されてる幽霊団地
あれ?これさっき書いたな
まあ要するに
そういうのが好きです
しかし
周りに趣味の合う人がいない!
トマソン物件探しつつ路地裏を散歩して
小汚い飲み屋を見つけてはインする
そんな友達が欲しい年頃です
“超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)”
赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 ー Wikipediaより