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CULTURE

ラトビアに一目惚れ

CULTURE, LIFE STYLE

ラトビア雑貨の専門店SUBARU店主の溝口明子です。

初回の記事ではラトビアの夏至祭について紹介しましたが、今回は「そもそもなぜラトビア?」というきっかけについて書きたいと思います。

人生観を変えたラトビアの夏至祭

ラトビアに一目惚れ

初めてラトビアを訪問したのはSUBARUオープン直前の2009年7月。念願だった “雑貨屋さん” を始めるにあたり、まず頭に浮かんだのはラトビアでは無くウズベキスタンでした。

当時ウズベキスタン航空を利用すると、タシケント(ウズベキスタンの首都)をトランジット扱いにして最終目的地を他の就航都市にしてもフライト料金が変わらなかったので、ウズベキスタンのついでに他の国も巡ることにしました。

“タシケントからウズベキスタン航空で直行便が出ていて、珍しくて可愛い雑貨がありそうなところ” を探して辿り着いたのがラトビア共和国の首都リガだったのです。

さらに調べて見るとバルト三国間は国際バスで簡単に周遊できそうだったので、1つの往復航空券で4か国訪問できる!というお得な気持ちでルートを決めました。

ウズベキスタンの古都、サマルカンド。

こうしてオマケ感覚でたいした予備知識も無く初めて訪れたラトビア。

リガ空港に降り立ちバスで市街地まで行くと、知った人などおらず、生まれて初めての場所だというのに何とも言えない心地良さを感じました。

年季の入った石畳や歴史を感じる建築物が並ぶ旧市街の愛らしさ、花や緑で溢れる風景、そこかしこから聞こえてくる音楽、その空気感の全てに魅了されました。

おとぎ話に迷い込んだようなリガ旧市街の街並み。①

リガ旧市街の街並み。②

リガ大聖堂で五臓六腑に響くパイプオルガンの音色を堪能。

市街地中心でも緑、緑、緑。

リガはアールヌーボー建築群の宝庫。

ラトビアの伝統的な生活様式を建物群ごと保存・展示している広大なラトビア野外民俗博物館 では、昔から伝わる丁寧な暮らしぶりや美しい手仕事に触れて大感激。

素人の雑貨屋による初めての買い付け旅でしたが、ここだ!と思いました。

ラトビア野外民俗博物館では館員の皆さんが暮らしているかのように管理しています。

初めてのラトビア訪問は10日間ぐらいの滞在だったと思うのですが、豊かな伝統や自然、そぞろ歩きが楽しい旧市街、そして何よりラトビアという国の居心地の良さに惹きつけられて、たちまちラトビアの虜になってしまいました。

学生時代から海外旅行を繰り返していた私ですが、こんなにも落ち着けた国は初めてでした。

この出会いを皮切りにラトビアの深みにはまっていくことになりました。

ラトビア雑貨専門店 SUBARU

住所 〒654-0048
神戸市須磨区衣掛町4-2-12 内田ビル2F
営業時間 11:30 – 17:30
日・月・祝 定休
WEB http://www.subaru-zakka.com
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