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活気が戻ってきた芸術の街 / From Occident to Orient vol.11

ART, CULTURE, MUSIC, LIFE STYLE

現在夏真っ只中のベルリンからお届けします。 最近は暑い日も多く、まさに夏!! といった気候ですが、日本と違い基本的には乾燥しているので、個人的にはとても過ごしやすいです。 日差しは強くても日陰に行くと風が気持ちいいです。 寒い日が長く続いたのに加え、長らく続いたロックダウンもあり、みんな待ち侘びたように外でそれぞれの時間を楽しんでいます。

5月後半から徐々に規制が解除されていき、以前のベルリンのように活気が溢れてきました。 規制解除した途端にいろいろコンサートが決まっていき、お陰様で6月は僕もたくさん本番がありました。 野外イベント中心ですが、この時期しかできないですし、屋外での演奏は気持ちいいです。

さて、今日は本来の姿が戻りつつあるベルリンについて書いていこうと思います。

ベルリンは大きな公園が多く、また郊外には自然豊かな森や湖もたくさんあり、以前の投稿でもいくつか紹介してきましたが、そういったちょっとした自然の中で過ごすことが好きな人がとても多いです。 公園ではピクニックを楽しんだり、森の方ではハイキングを楽しんだり、郊外の湖や川では水泳を楽しむなど、これらがベルリナー流の夏の過ごし方と言えます。 湖や川では泳ぐだけでなく、ヨットやボート、カヌーなどで遊んでいる人も多く、また、市内を流れる川でもボートやカヌーなどで下っている光景が普通でベルリンの夏の風物詩の一つです。
ドイツといえばヌーディストカルチャーの盛んな国でもあり、公園によってはヌーディストエリアが設けられていたりします。 街中でも裸足になってる人も結構いたり、また上半身裸で颯爽と自転車で走り去って行く人も結構見かけます。

ここからは写真とともに規制解除で活気が戻ってきたベルリンを紹介していきます。

下記の写真は船上バレエです。 たまたまミッテ地区へ行った時に見かけました。 船上パフォーマンスはやはり珍しいからか沢山の人が船を追いかけてました。

下記はテンペルホーフという昔の空港跡地になります。 現在は市民公園として開放されています。 とても広く、練習やジャムセッションなど音楽を楽しんでる人も沢山います。 屋外ジャムも芸術の街ベルリンならではの夏の楽しみです。

下記はギリシャ人の友人と小さい公園でレベティコ(ギリシャのブルース、以前の記事でも紹介しています)のジャムセッションをした時のものです。

下記はシュパンダウ要塞という16世紀に建てられた史跡で、現在は観光スポットの一つで博物館も併設されています。

下記はマリナ・ランケという湖の辺りでいい景色が楽しめます。

最後にシャルロッテンブルク地区にある歩行者天国、ヴィルマースドーフ通りにてスズメを操るおじさんを紹介します。毎年暖かい時期にこの通りでスズメを手乗りにしてひたすら写真を撮ってらっしゃいます。 2019年にAuf der Straße(路上)という楽曲のミュージック・ビデオを撮影したのですが、路上をテーマにベルリン各地で撮影しまして、この方がスズメを手乗りにしているシーンも入っています。 もし良ければご視聴ください。

今日はこの辺りで、Tschüss!!