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CULTURE

映画レビュー ~2021年に見て印象に残った映画6作品~

CULTURE, LIFE STYLE

今年はなんとなく映画はあまり見ていない気していたが、調べるに50本ほどであった。 多いのか少ないのか。なんとなく1週間に1本と考えると健康的な数値にも見える。 基本的にホラー・サメ・ゾンビ・SF映画に偏っている訳だが、よーわからん日本のおままごと恋愛映画以外は大体見るんで、CATVを適当につけて流れてる映画をボーッと見ることも少なくない。 そんな中で、今年を振り返って、良くも悪くも印象的だった映画を6作品ほど。 たまたま私が見たのが今年だっただけで「なぜ今更!」と言うツッコミはご容赦ください。 では、年末年始のお供にどぞ〜。

無双の鉄拳

2018年 韓国
監督:キム・ミンホ

とりあえず、無敵すぎるおっちゃんが暴れまくる
ストーリー

ドンチョル(マ・ドンソク)は逆上すると手がつけられないことから、”雄牛” というあだ名で呼ばれていた。 しかしジス(ソン・ジヒョ)と出会ってからは殺伐とした日々とは決別し、結婚して市場で働いている。 ある晩、ちょっとしたことでもめてジスを怒らせたドンチョルが家に戻ると、彼女の姿はなかった。 そしてドンチョルの携帯に着信があり、相手はジスを誘拐したと話す。

個人的感想

マ・ドンソクさんといえば、韓国ゾンビ映画で一世風靡した「新・感染」でも印象的な役所だった彼。 なんやろ、この手の悪の組織に立ち向かって暴れ倒す系の映画って、それこそ、ハリウッド映画で散々見てきた気するんけど、妙に新鮮。 んで、マ・ドンソクさんのガタイがイカつすぎて「絶対勝てへんやん」感たるや、ドゥエインジョンソンもびっくり。 途中からの、やれやれ〜って気持ちで見れるのが楽しい。 で、韓国のこの手の映画は、規制から大してグロいシーンないんけど、そこそこ緊張感持って見れるって言う点は、評価に値するんではないかと思いますよね。 演出や脚本・演技の勝利とでも言うのか。

K-POP好きにはおすすめします。嘘です。

キラーソファ

2019年 ニュージーランド
監督:バーニー・ラオ

タイトルの通り。ソファが人襲います。
ストーリー

フランチェスカは行方不明になった知人の1人掛けソファを譲り受けることに。 しかしそのソファは呪われており、男たちを魅了するフランチェスカに恋をしてしまう。 ソファは彼女の身も心も独占するべく、家を訪れる人間たちを次々と襲撃。 ボタンで出来たつぶらな瞳や快適な座り心地からは想像できない残忍な手口と意外な機動性で惨劇を引き起こしていく。

個人的感想

大昔、キラーコンドームって映画があって、あれはあれで、男性的にはゾッとする襲い方するあたりで見所もあったなぁと思いつつ、既視感ある、この映画のタイトル。 内容はつーと、どっちかってと悪霊的な感じで至ってシンプル。 呪われた云々で、恨み辛みで人を襲います。 って、そこまではまー、最近の著名なあたりだと「ヘレディタリー-継承-」とかにも通じる世界観ですが、なぜか襲ってくるのはソファ。 ソファが噛み付いたり金具で襲ってきたりします。 目線を感じて振り返ると、窓際には、ないはずの場所にソファの姿が、、って全然ゾッとせんわ! ってのをなぜか大真面目にやってて、最後まで「こんなん誰が見るんや、、、俺か」と思いながら見届けた作品。

ニトリのヘビーユーザーにはおすすめします。

アクアマン

2018年 アメリカ
監督:ジェームズ・ワン

多分B級映画って、こういうことだと思う
ストーリー

海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンは、アーサー・カリーという名の人間として地上で育てられた。 やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、アトランティスとの戦いに身を投じていく。

個人的感想

スパイダーマンとかそう言うなんも嫌いではないが、あまり見ない。 アメコミ作品の良さってのは、なんとなくわからなくもない。 で、ジェームズワンといえば「死霊館」とか「インシディアス」系のホラー映画でも著名な監督で、ついでに主演の兄ちゃんは、私の大好きな海外ドラマ「ゲームオブスローンズ」の人でもあるので、これは見てみようと思って見てみたら、とんでもなく幼稚な映画で面白かった。 なんつーか全てが子供騙し、ペラくてひねりのない展開。 最後は色々すっ飛ばし正義が勝つぜ、俺たち最高! エンドは、高速で海をアクアマンが泳いで海面に飛び出して決めポーズ、、ってどこの小学生向け戦隊シリーズやねん! これはひどい、酷すぎる、「メガシャーク」シリーズと大差ない。 ジェームズワンどうした! と思いましたが、考えたら「死霊館」も「インシディアス」も子供向けお化け屋敷映画だったので、あ、この人そう言う人やったな、多分、真面目で常識的なええ人なんやろなとしみじみした作品でした。

仮面ライダーシリーズを敬愛する人にはおすすめします。

アトラクション−制圧−

2017年 ロシア
監督:フョードル・ボンダルチュク

ロシア宇宙人侵略映画はなんとなく面白い
ストーリー

巨大な球体宇宙船がモスクワに飛来し、ビルをなぎ倒して多くの死傷者を出しながら着陸した。 異星人との初めての遭遇に人々が戸惑う中、ロシア政府は即座に戒厳令を敷き事態の収拾を図ろうとする。 一方、ロシア軍司令官の娘ユリアは異星人の科学技術者ヘイコンと出会い、ヘイコンが故郷の惑星へ帰るために必要なデバイス「シルク」探しを手伝うことに。 異星人に対する排斥の気運が高まる中、ヘイコンと一緒に過ごすうちに自分が彼を愛し始めていることに気づくユリアだったが・・・

個人的感想

なんとなく最近連続で見たロシア産SF映画。 なんやろ、なんか仲間を助ける時の犠牲精神とか、日本人と親和性高いんかな。 韓国映画よろしくだが、そこまでラブロマンス・無駄にグロいシーンがない割にそこそこ楽しく最後まで見れてしまうあたり、作品力の勝利なのか。 とりあえず出てくるおねーちゃんは片っ端から可愛い(そこか)。で、この作品、続編もあるんだが、それがまた、前作からの登場人物のその後感もあり、かつ話の筋も一応通ってて、まーまー楽しい。 おねーちゃんは可愛いし。 というわけで、どこが面白いのかと言われると、正直難しい面もあるが、来年も推していきたいロシア産SF映画。

金があったら、批判されながらも宇宙行って見たい人向け。

サーホー

2019年 インド
監督:スジート

突っ込みどころ満載だが最終的に拍手喝采送ってる自分がいます
ストーリー

「バーフバリ」シリーズで主人公バーフバリを演じたプラバース主演による、架空の都市を舞台にしたクライムアクション。 いくつもの犯罪組織が街を支配する大都市ワージー。 ある日、組織の頂点に君臨するロイが交通事故と見せかけて殺害された。 組織内では実力者の1人であるデウラージがロイの後継の座を狙うが、ロイの息子も父を引き継ぎボスとして名乗りを上げる。 そんな中、200億ルピー相当の大規模な窃盗事件が発生。 潜入捜査官アショークは女性警察官アムリタ―らとともに事件の捜査を開始する。 窃盗団を追う中で、アショークは裏組織が隠し持つ金庫の存在にたどり着く。

個人的感想

架空の世界(と言っても近未来感はなし)でのクライムサスペンス。 まー内容はよくある、マフィアの抗争に警察・潜入捜査も絡んで、云々。 なんけど、これが、インド特有の妙な演出が相まって、かつ、顔の濃すぎるキャスト達による彩りで、めっちゃ新鮮に見えてくるから不思議。 そして、バーブバリシリーズのプラバースさんが、めちゃめちゃクサすぎるイケメン的演出するんが、だんだん慣れてきてカッコよく見えてくるマジック感。 突っ込みどころ満載はそれにとどまらず、女性警察官との邂逅シーンは、毎回シーン変えて、二人の世界をR&B、ギャングスタヒップホップ系のMUSICVIDEOよろしく、謎の演出が歌と踊りで始まる、、、って、これが長い。 毎回、まだやるん? ってのが3回ぐらい出てきます。 日本で言うところの「ナニワ金融道」の萬田さん見たいな、どこで買ってん、その色のスーツ! 見たいなんも最終的には、なんとなく様になって見えてくるから人間の脳って単純なもんですね。

濃い顔好きな人向け

スノー・シャーク

2020年 アメリカ
監督:サム・クアリアナ

最近のサメは雪山でも現れます。
ストーリー

悲劇は12年前にすでに始まっていた。 生物学者4人が雪山の生態調査に行ったまま消息をたったと思わていたが、実は地震によって古代の伝説鮫が目覚め、彼らを襲撃していた。 雪獣の伝説は実在するものだったのだ! 雪ザメは獲物を求め街へ・・・人々が次々に襲われる中、市民たちが力をあわせ、決死の大氷闘が始まった! 人間VS雪ザメ、生き残るのはどっちだ!

個人的感想

「ビーチシャーク」「丘ジョーズ」あたりで、陸上でもサメに襲われるようになりましたが、雪山でも気抜いたらあきません。 何年か前に、アイスジョーズってのがあって、あっちはもうちょっとマシめなテイストだった気しますが、こちらのが内容は凌駕してひどい代物。 一昔前の火曜サスペンス劇場の事件発生時に流れてそうなプリセットのシンセBGMが、無駄にずっと流れてます。 わざとやってるとしか思えないクソみたいな演技。 そして、必殺の地震で地底から目覚めた太古の生物なる設定。 それにしても、この感じ、どっかで見たことあるよなぁと「ビッグフット対ゾンビ」「フランケンジョーズ」などの、マークポロニア監督に思いをはせてたら、クレジットにその名前が! edit byとのことなんで、編集で絡んでたんだろうか、、、通りでポロニア感あるわけや。 それにしても来年の研究課題としたいぐらいに、何がこうも素人臭いのか謎である。 カメラの性能がiPhone 6以下、ピントがよくブレる。 などなど。 あー世界は平和。

暇な人向け

2021年振り返り

2021年振り返りつったって、たまたま2021年に見たってだけなので、ちょっと語弊ありまくりですが。 今年はロシア映画との出会い&インド映画の再評価ってあたりだった気がします。 私の世代(?なのか)は、アメリカ映画が一番身近にあったので、明確に何が違うかは、少々不明瞭ですが、同じジャンル・テイストでも、別の国で作られているだけで、こうも違うかねというお国柄感は、新鮮で興味深い限り。 来年も幅広く見てみたいもんです。 恋愛映画みませんが。そういえば、日本の面白い映画ってのに、あまり出会わないんで、来年はその辺も探してみたいものです。 なんか人間模様描いた暗い映画ってのと、ちょっとお笑いよりなんは、なくはないんですが、ちょっとしたアクションとか・ホラーになってくると、なんか急に程度が激下がるのは、あれなんなんすかね〜。 それはで皆さん良いお年を。