切り取られる景色 〜小さいことは良いことだ〜 その2 / クンゴボンゴ web Vol.5
なかなか文章をまとめるという作業は厄介なもので。
ドラマー / パーカッショニスト / ラジオパーソナリティー の 定成クンゴです。
音楽、車、酒、タバコ、DIY。
とりとめなくツラツラと思うままに。
そんなコラムにしていきたいと考えています。
第5回は、イギリスの古い車、クラッシックミニ(ローバーミニ)について その2
切り取られる景色 〜小さいことは良いことだ〜 その2
僕の住んでいる長野県は春が遅く、ゴールデンウィークにも雪が舞うこともあります。
今年は暖かく、春が早いとはいえまだまだ新緑の季節です。
そんな標高1000メートルの自宅からさらに400メートルほど山を登った先は、群馬県の北軽井沢。
別荘地としても有名な北軽井沢。冬の寒さが厳しいエリアですが、最近は住宅環境が良くなって通年でお住まいになる方も多いとか。
イギリスの古い車、「出戻り君」ことローバーミニでドライブしてきました。
ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)の技術者アレック・イシゴニスのチームによって設計され、1959年に発売されたミニ。
2000年までの41年間もの間、細かい変更こそあれ、外観に大きな変化なく製造された稀有の自動車です。
ミニ(BMC)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ミニ_(BMC)
ボディーから屋根を支える梁の部分をピラーといいます。
フロントガラス側がAピラー、車体真ん中がBピラー、リアガラス側がCピラー。3種類、計6本のピラーの上に屋根が乗っかっています。
さて、そのピラー。
古い車はピラーが細い傾向にあります。「出戻り君」ことローバーミニはその中でもかなり細い部類に入ります。
なので、360度ほぼ視界を遮ることがなく、死角がとても少なく開放感があります。
そんな細いピラーに嵌め込まれる窓。 窓枠はまるで華奢な額縁で、流れゆく景色を粋に切り取ってくれます。
パワステ/パワーウインドウ/エアコン/ABSがないとてもアナログな出戻り君。
主治医のガレージライオンさんの手入れも完璧。
気持ちよく峠を登って到着したのは、「ジュンリーノ」。
とても美味しいコーヒーとピザのお店。
オーナーの野崎順理さんは、世田谷から8年ほど前に移住してきたそうです。
移住前は世界中を旅行されていたそうで、なるほど納得なおしゃれな店内。
旅先で培われた感性なのでしょうか。
美味しいものに目がないそうで、ついついどんな材料を使われるのか研究してしまうそうです。
珈琲焙煎をご自身でなさることもあるそうで、その拘りが温かみがありつつ整理整頓された店内に溢れていて、とても居心地の良い空間です。
ピザレストラン「ジュンリーノ」の隣に、おしゃれで機能性の高いイタリア等のヨーロッパ製の薪ストーブやビザ窯などを取り扱っている代理店「ForesTreee フォレスツリー」を経営されています。
自社取扱のピザ窯で焼いたピザは、本当に美味でした。 ありがとうございました。
ForesTreee フォレスツリー / Caffe Junrieno カフェ ジュンリーノ
住所 | 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢 2032-75 (王領地の森管理棟並び) |
WEB | https://forestreee.jimdofree.com |
※ 営業時間やお問い合わせについて等、詳しい情報はウェブサイトにてご確認ください。
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ジュンリーノを後にして、浅間白根火山ルートへ。
過去の大噴火の際の溶岩流が生々しい鬼押し出し。 浅間山の絶景を横目に、気持ちよく流せる有料道路鬼押ハイウェー。
鬼押・万座ハイウェー
https://www.princehotels.co.jp/amuse/asama-shirane/
非日常の絶景の一部を額縁に切り取りながらのドライブは、日々の悩みを一時忘れさせてくれます。
古い車とはいえ、ローバーミニは約40年も生産されていたので、世界中のサードパーティーが消耗パーツを生産しています。
高すぎる日本の税金については閉口してしいまいますが、維持費自体はとてもお財布に優しく、安心して乗れるクラッシックカーです。
小さな車いっぱいに広がる窓に切り取られる景色。
クラッシックな内装と相まって、時空をも超えることが出来るのかも知れません。
だからこそ、10年、20年と所有し続けるオーナーが多いのだと思います。
さて、ドラム演奏の他に音楽教室を運営しています。
シベミュージックスクール
https://www.sibemusic.net
そして、FMラジオ番組のパーソナリティーもしています。
『音楽情報バラエティー クンゴボンゴ』
毎週木曜20時からの生放送です。 毎回気合を入れたこだわりの選曲で日本全国のリスナーさんにお聞きいただいてます。
本当に嬉しいです。
クンゴボンゴ!|fmさくだいら
http://www.fmsakudaira.co.jp/kungobongo/
『Nan Coffeeってなんなん?』
それに加え、12月スタートの新番組「ナンコーヒーって何なん?」
ふざけたタイトルですが、軽めのコーヒーブレイクになる、タイ王国原産のナンコーヒー啓蒙番組です。
毎月第三日曜日、朝 9:20 〜 9:35
再放送は、第四木曜日17時15分 〜 17時30分です。
ぜひお聴きください。
Nan Coffeeeってなんなん?|fmさくだいら
http://www.fmsakudaira.co.jp/news/osirase/48911/
『ENDLESS 130 COLLECTION』
毎度協力していただいているブレーキメーカー エンドレス の130コレクション。
ここには、フルレストアされたクラッシックミニが2台と、ミニのレースカーが動態保存されています。
番組も楽しく制作してますが、130コレクションにも、コロナ明けにドライブなんてどうでしょう。
130 COLLECTION|エンドレス公式ウェブサイト
https://endless-sport.co.jp/EndlessMagazine/130collection/index_130_collection.html
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そして「ナンコーヒーって何なん?」のエンディングテーマ曲は、SuzKen & the Kungo Bongos の新曲『Heal The World』です。
SuzKen & The Kungo Bongos
New Album「SOME SPARKLE」
Now on Sale!!
diskunion|ディスクユニオン・オンラインショップ
https://diskunion.net/portal/ct/list/0/81007104
アルバム詳細
知る人ぞ知る男性SSW、SuzKen の再始動プロジェクトから、遂にフルアルバムがリリース決定。
先行7inchシングルでもフィーチャーされた Mummy-D (RHYMESTER) に加え、唯一無二のソウルフル・ラッパー、TARO SOUL もゲストボーカルで参加!!
ドラマーの定成クンゴが率いる実力派集団、the Kungo Bongos が全面に渡りサポートし、色彩豊かな華を添えている。
オリジナル楽曲はもちろん、The Beatles や Weldon Irvine といった、SuzKen 自身のルーツに根差したカヴァー楽曲も含め、必聴の一枚に完成。
一時は声も失いかけたSSWであり、癌との戦いから生還した男だからこそが体現できる、
数多の輝き (SOME SPARKLE) に満ちた本作を是非手元に。
diskunion 鈴木庸介によるレーベル、URBAN DISCOS からのリリース!!
■ SuzKen & The Kungo Bongos
new album 「SOME SPAKLE」
Guest Vocal :
Mummy-D(RHYMESTER) on #2
TARO SOUL on #7
SuzKen & the Kungo Bongos :
SuzKen (Vocal)
Kungo Sadanari (Drums)
Takeru Yamazaki (Keyboards)
Mitsuru Tanaka (Trumpet)
Charlie Tanaka (Guitar)
Kazuki Oe (Guitar)
Shoei Yamagiwa (Bass)
Recording Engineer : Kungo Sadanari
Mastering Engineer : Moe Kazama (studio ATLIO)
Designer : Tatsuya Horikawa
Photographer : Sonerie
URBAN DISCOS Producer : Yosuke Suzuki
URBAN DISCOS / JPN / フォーマット CD
規格番号 URDC9 / 発売日 2020年12月16日
EAN 4988044057807