
ひさうちみちお 最終展 – 人生最後の個展のご紹介。
今回ご紹介させて頂くのは、1975年に『月刊漫画ガロ』デビューされ、イラストレーター、漫画家のほか、エッセイストでもあり俳優業もされています、ひさうちさんの最後の個展です。
関西では月刊誌『Meets Regional』で少しエロさがありユーモアたっぷりの大人気コラムも執筆されています。
ひさうちみちお さんといえばテレビにもよく出てらっしゃったのをご存知の方も多いかとは思いますが、独特な作風と世界観から、根強いファンの方が多いようです。
「最後の個展?」
最初聞いた時、え? 本当に最後なんですか!? それは絶対行かなければ! という衝動にかられて早速伺ってきました。
個展が開催されている、『神戸元町歩歩琳堂画廊』に入ればオーナーご夫妻が優しく笑顔で迎えてくださいます。
ここの画廊も非常に面白い! 特にオーナーの奥様が気さくで明るく太陽のような方で!
その話はまた別の機会にお話するとして。
漫画だけではなく、何十年も前の様々なテイストの作品が並んでいまして、私がとにかく感じたことはひさうちさんの発想の原点はなんなのか?? ということです。
毛沢東や金正日など鉛筆画の掛け軸など、なぜそれを? と感じさせるものであったりとか、とにかくユーモアが凄いです。ひさうちさんの想像力、妄想力というのでしょうか、それがとても感じられておもしろい!
なんでそれをされたんですか? と質問したら、なんでやったかなぁ〜? などとゆる〜い独特なお応えを頂けたり(笑)
歳を重ねても、のびのびとした画風で独自の創造力をフルに生かした作風はまだまだこれからの作品に期待せずにはいられません。
私が伺った時にはファンの方が39年前の本を持ってきて、サインをしてもらっていました。
ひさうちさんが在廊されている土日はサインも頂けるようです。
掛け軸のシリーズを出された個展時の作品や、雲中供養菩薩像シリーズの個展時の作品など、漫画だけではなく、ひさうちさんが長い間保管されていたレアな作品と出会える機会は、本当に最後? になるかもしれません。
ひさうちみちおさんの独特なユーモアや世界観をお見逃しすることなく、是非足をお運びください。
土日はひさうちみちお先生在廊予定。
グッズ販売もされています。
詳しくはギャラリーにお問い合わせください。
ひさうちみちお 最終展
期間 | 2020年10月31日(土) ~11月18日(水) |
会場 | 神戸元町 歩歩琳堂画廊 神戸市中央区元町通1-10-11元町エビスビル3階 TEL / FAX 078-321-1154 *JR元町駅、阪神元町駅より徒歩1分、一階に有料駐車場あり |
時間 | 12:00~18:00(最終日は16:00まで) 定休日(木曜日・金曜日) |
入場 | 無料 |
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