奥深い珈琲の世界の入り口 / クンゴボンゴ web Vol.3
なかなか文章をまとめるという作業は厄介なもので。
ドラマー / パーカッショニスト / ラジオパーソナリティー の 定成クンゴです。
音楽、車、酒、タバコ、DIY。
とりとめなくツラツラと思うままに。
そんなコラムにしていきたいと考えています。
第3回は、コーヒー焙煎について。
ナンコーヒーって何なん?
今月から新たに「ナンコーヒーって何なん?」というラジオ番組を始めることになりまして。
ふざけたタイトルですが、なかなか奥深い話が聞ける、でも軽めのコーヒーブレイクになる番組。
fmさくだいら / Nan Coffeeってなんなん?
http://www.fmsakudaira.co.jp/news/osirase/48911/
冒頭ナレーションをそのまま引用すると、こんな感じ。
「タイ王国北部の山岳地帯、ナーン県ターワンパー郡。少数山岳民族、ヤオ族、モン族が丁寧に栽培したコーヒー豆。それがナンコーヒー。ナンコーヒージャパンが美味しいコーヒー豆をフェアトレードでお届けします。」
ナンコーヒー販売サイト
http://nancoffee.shop/index.php
『ふーん、なんか小洒落た感じでまとめる、よくFMで聞くような企画よね。』
心の中でそう思ったあなた、はい正解。
普段ラジオをよく聞く、耳の肥えたリスナーさんにとっては、まぁ当たり前な感じかもしれません。
お日様が出ている時間帯の、ほっと一息の15分間、各界をリードする人にインタビュー。
その人となりを垣間見れるような番組構成、そしてナンコーヒーの啓蒙と。
毎月第三日曜日、朝 9:20 〜 9:35
再放送は、第四木曜日17時15分 〜 17時30分です。
ぜひお聴きください。
初回と第二回目のゲストは、世界のブレーキメーカー エンドレスの会長、花里功さん。
エンドレス公式ウェブサイト
https://www.endless-sport.co.jp
ハンドルがスッと回って、焙煎時間およそ10分は、まるで無我の境地。
仲間の住職(兼ベーシスト)は、クルクルハンドルを回している脳内は、まるでお経をあげている時の感覚だと。
そうです。マニ車。
奥深い珈琲の世界の入り口
さて、表題【奥深い珈琲の世界の入り口 】
美味しい豆がどこで手に入るか、ここをリサーチするのももちろん大事。
僕は軽井沢の焙煎屋さんカワンルマーコーヒーの豆が1番好きです。
ではありますが。
自分でコーヒー豆を焙煎してみると、湧き上がる感情の違い、一杯のコーヒーのドリップ仕立ての味の違いに驚いたり、がっかりしたり。
豆を炒る最初の8分は無我の境地、そして残り2〜3分は真剣勝負。
弛緩から緊張へ。クルクル回るマニ車(焙煎器)の中の小宇宙に想いを馳せながら、香りの変化に集中しながら、豆の色を伺う。
深炒りで豆の表面に油が浮くタイミングで素早くザルへ。
パチパチと豆がはぜる音は何とも新鮮。
仲間がやってきては、焙煎を楽しんでいます。
3日程寝かせると、甘みとコクがとても良い、ナンコーヒーの出来上がり。
今のところ成功率は90パーセント。たまに失敗するところも、何とも趣深いわけで。
お試しあれ。
さて、そんな「ナンコーヒーって何なん?」のエンディングテーマ曲は、
SuzKen & the Kungo Bongos の新曲『Heal The World』です。
相方、スズケンですが、年初に舌癌からの咽頭癌で手術をして、リハビリしながらの歌入れでした。
シンガーソングライターにとって、喉、声帯は命。手術はどんなに心細かったことでしょう。
彼を応援する気持ちもあり、とにかく出来る限り時間を作って丁寧に作ったアルバムです。
コロナ禍、完全リモートで一生懸命作りました。ぜひ皆様に聞いてもらいたい、そして応援してもらいたいと思います。
CD、iTunes、Spotifyなど、今はいろんな形で聴けます。
オールドスクールな自分から言うと、データ量が配信の10倍多いCDがオススメです。
だって、音が良いんだもの。
SuzKen & The Kungo Bongos
『SOME SPARKLE』
Now on Sale!!
diskunion オンラインショップ
https://diskunion.net/portal/ct/list/0/81007104
アルバム詳細
知る人ぞ知る男性SSW、SuzKen の再始動プロジェクトから、遂にフルアルバムがリリース決定。
先行7inchシングルでもフィーチャーされた Mummy-D (RHYMESTER) に加え、唯一無二のソウルフル・ラッパー、TARO SOUL もゲストボーカルで参加!!
ドラマーの定成クンゴが率いる実力派集団、the Kungo Bongos が全面に渡りサポートし、色彩豊かな華を添えている。
オリジナル楽曲はもちろん、The Beatles や Weldon Irvine といった、SuzKen 自身のルーツに根差したカヴァー楽曲も含め、必聴の一枚に完成。
一時は声も失いかけたSSWであり、癌との戦いから生還した男だからこそが体現できる、数多の輝き (SOME SPARKLE) に満ちた本作を是非手元に。
diskunion 鈴木庸介によるレーベル、URBAN DISCOS からのリリース!!
SuzKen & The Kungo Bongos
new album 「SOME SPAKLE」
Guest Vocal :
Mummy-D(RHYMESTER) on #2
TARO SOUL on #7
SuzKen & the Kungo Bongos :
SuzKen (Vocal)
Kungo Sadanari (Drums)
Takeru Yamazaki (Keyboards)
Mitsuru Tanaka (Trumpet)
Charlie Tanaka (Guitar)
Kazuki Oe (Guitar)
Shoei Yamagiwa (Bass)
Recording Engineer : Kungo Sadanari
Mastering Engineer : Moe Kazama (studio ATLIO)
Designer : Tatsuya Horikawa
Photographer : Sonerie
URBAN DISCOS Producer : Yosuke Suzuki
URBAN DISCOS / JPN / フォーマット CD
規格番号 URDC9 / 発売日 2020年12月16日
EAN 4988044057807