ミュージシャンの楽器別性格 / 或るベーシストの思考回路 ①
エレクトリック・ベーシストの泉尚也と申します。
普段は、いろんなアーティストのサポートや自己のライブ活動などを行なっています。
今回は、ベーシストの気質そしてベーシストから見たバンドの中の楽器別の性格について書いてみたいと思います。
読者の方で、バンド活動をされている方も多いと思いますが、皆さんはベーシストに対してどんなイメージを持たれているでしょうか?寡黙で縁の下の力持ち、控えめだけど慎重でしっかり周りを見ている堅実派、といった印象でしょうか。
これは自分が言われて来た事と、自分以外のベーシストを見て来て納得出来る見方ではあります。まあベースという地味な楽器を選んで続けている事自体が、もう性格が出ていますよね。
そのサポート楽器という役割、アンサンブルの大事な部分を仕切っているという自負からか(陰で思ってることが多い?)、意外とバンドのリーダー的な存在の人が多いです。もしくは、リーダーはボーカルやギターなどのフロントマンに見えても、最終的にバンドメンバーの意見を客観性をもってまとめる、陰のリーダーといった事も多い様です。
あとベーシストは基本事務的な雑用が苦にならない人が多い様で、メンバーのスケジュール調整や、会計などの雑務を請け負ってる人が多いです。
では、私から見た主要な楽器別性格診断を。
ボーカル:ロマンティストでちょっと自己中心的。
ギター:主体的で情熱的でちょっと寂しがり。
ベース:温厚で現実的でちょっと頑固者。
ドラム:野性的で直感的で楽観的。
キーボード:理性的で冷静でちょっと偏屈者マイペース&マイワールド。
以上大まかな見解で失礼しましたが、楽器別の性格とは、その人の性格がその楽器を選んだという事と、その楽器を習得し演奏していく事で楽器の特性が培っていく性格、その2つの要員があるように思います。
さて皆さんはどう思われますか?